ヨルシカ『言って。』歌詞の意味を考察。ナブナ(n-buna)さんと椎名もたさんとの関係。

2020年おすすめバンド

ヨルシカ『言って。』は誰に向けられた歌?

ヨルシカの代表曲の1つともいえる『言って』

2017年6月28日にYouTubeにMVが公開されてから現在まで動画再生回数5800万回を誇ります。

ヨルシカは文学的な楽曲が多く、奥が深いので考察班と呼ばれる人たちがいるくらいSNS上でもよく考察が繰り広げられています。

今回はまとめてみるのは、YouTubeのコメント欄で1年以上前に繰り広げられた考察に独自解釈で一部補完したものになります。

すべての真偽は不明ですが、あくまで数ある考察のうちのひとつと考えていただければと思います。

独自解釈でまとめていきたいと思います。

ヨルシカ『言って』歌詞

言って
あのね、私実は気付いてるの
ほら、君がいったこと
あまり考えたいと思えなくて
忘れてたんだけど
盲目的に盲動的に妄想的に生きて
衝動的な焦燥的な消極的なままじゃ駄目だったんだ
きっと、人生最後の日を前に思うのだろう
全部、全部言い足りなくて惜しいけど
あぁ、いつか人生最後の日、君がいないことを
もっと、もっと、もっと
もっと、ちゃんと言って
あのね、空が青いのってどうやって伝えればいいんだろうね
夜の雲が高いのってどうすれば君もわかるんだろう
言って
あのね、私実はわかってるの
もう君が逝ったこと
あのね、わからず屋って言うんだろうね忘れたいんだけど
もっとちゃんと言ってよ
忘れないようメモをしてよ
明日十時にホームで待ち合わせとかしよう
牡丹は散っても花だ
夏が去っても追慕は切だ
口に出して 声に出して
君が言って
そして人生最後の日、君が見えるのなら
きっと、人生最後の日も愛をうたうのだろう
全部、全部無駄じゃなかったって言うから
あぁ、いつか人生最後の日、君がいないことがまだ信じられないけど
もっと、もっと、もっと、もっと
もっと、もっと、もっと、君が
もっと、もっと、もっと、もっと
もっと、ちゃんと言って

『言って。』 作詞・作曲:n-buna

椎名もたさんとは

ニコニコ動画で活躍していた人気ボカロP

その人気は今も続いており、動画には2020年になってもコメントが書き込まれています。

椎名もたさんは今も変わらず愛され続けています。

『ぽわぽわP』という名前をリスナーから付けられ、本人もそれを気に入りタグを固定して使用。

中学2年生のときからニコニコ動画へ投稿開始されました。

2012年3月には16歳という若さで1stアルバム「夢のまにまに」をリリース。

2015年3月には20歳で節目となる記念碑的作品として3rdアルバム「生きる」をリリースされています。

この4か月後、2015年7月23日に20歳の若さで急逝されました。

高校生時代は家庭事情の不満をネットに書き込んだり、リスナーから批判的な言葉を浴びせられたりもしたようです。

アーティストには感受性が強い人が多いですが、もたさんは特に感受性の強い方なのだろうと思われます。

死因は公表されておらず、当時ネット上でも脳卒中であるとか自殺であるとかいう話が流れました。

2015年7月23日21時37分に小田急小田原線で飛び込み自殺が起きています。

椎名もたさんの最後のツイートは20時48分

椎名もたさんのご実家は川崎区にあり、小田急小田原線の事故も川崎区で若い男性の飛び込みということで、もしかしたら…という噂が流れました。

椎名もたさんのツイート

最後のツイート2件。

この日、椎名もたさんは29件ツイートされています。

あなたのようになれたなら…どんなに…よかったろう…なあ…という言葉は『赤ペンおねがいします』の歌詞の一節でもあるのですが、ナブナ(n-buna)さんに向けたもののようにも受け取れます。

ナブナ(n-buna)さんは椎名もたさんと親交があり、急逝の報告に当時のツイッター(現在アカウント消去)でコメントされています。
2015年7月27日ツイート

『は?ぽわぽわさんが亡くなった?』

『嘘でしょ若すぎる…』

『ご冥福をお祈りします』

『アルバムのお礼言っておけばよかったやるせない』

『赤ペンおねがいします』feat.初音ミク

『赤ペンおねがいします』が椎名もたさんの遺作となりました。
紹介文:僕はというと進研ゼミはやめて、やりなおして、を5回くらい繰り返した気がします。赤ペン先生には1度も提出しませんでした。

『言って』歌詞考察

あのね、私実は気付いてるの
ほら、君がいったこと
あまり考えたいと思えなくて
忘れてたんだけど

これは椎名もたさんのツイートに対してのものと解釈することができます。

『言って』には今まで向き合いたくなくて目をそらしていたけど、この曲は向き合う覚悟を持って作曲されたように思います。

あのね、空が青いのってどうやって伝えればいいんだろうね
夜の雲が高いのってどうすれば君もわかるんだろう

うつ病の人はケースにもよると思いますが、ものすごく視野(世界)が狭くなるのが特徴です(経験談)。

自分の世界が両手を伸ばしたくらいの広さに感じられるのです。

『空が青い』『夜の雲が高い』というのは、その状況にいる人に伝えるのははっきり言って至難の業です。

世界は自分が思っているよりももっともっと広いのだと感じることが出来ればその状態は脱出できると思いますが、ここの歌詞でも疑問形になっているようにそれを伝えることの難しさが伝わってきます。

もっと、もっと、もっと
もっと、ちゃんと言って

口に出して 声に出して
君が言って

YouTubeコメント欄から、ボーカロイドでは無く自分の声で言って欲しいという思いが込められているのではないかという考察がありました。

忘れないようメモをしてよ
明日十時にホームで待ち合わせとかしよう
牡丹は散っても花だ
夏が去っても追慕は切だ

人身事故が起きたのが2015年7月23日21時37分

YouTubeコメント欄から、22時に待ち合わせをするという目的を持ってもらうことで、この事故を回避させたかったという思いがあるのではないかという考察がありました。

また、椎名もたさんは亡くなっても椎名もたさんであることに変わりはありません。

人生最後の日にナブナさんのCDを購入して、自分を奮い立たせようとした椎名もたさん。

そのことがナブナさんの心に楔のようにいつまでも残っていて、ふとした時に思い出しているのではないだろうかと解釈しました。

もたさんが最後に購入したナブナさんのCDのタイトルは『最終電車』

もっと、もっと、もっと、もっと
もっと、もっと、もっと、君が
もっと、もっと、もっと、もっと
もっと、ちゃんと言って

最後の「もっと」の時だけ、MVのキャラクターの顔が苦しげになります。

ここからは慟哭と後悔、納得がいっていない様のように受け取れます。

『言って』映像考察

1:04

『人生最後の日に何を思うのだろう』という歌詞の背景が駅のホームになっているのは偶然でしょうか。

1:26~1:45

階段を5回繰り返し降りるシーンがあります。
YouTubeコメント欄から、これは椎名もたさんの『進研ゼミはやめて、やりなおして、を5回くらい繰り返した気がします。』にかけているのではないかという考察がありました。

2:33~2:40

『あのね、私実はわかってるの もう君が逝ったこと』この歌詞の背景も駅のホームに座っている構図に見えます。

・違った考察として

0:02

横断歩道でパンパンと2回手を叩いて拝んでいるようにも見えることから交通事故ではないか?というコメントもありました。

『言って』サムネイル考察

『言って』のサムネイル画像は「背景:水色、キャラクター:白」となっていますが、椎名もたさんの絵の構成も同じく「背景:水色、キャラクター:白」になっていることから似ているというコメントがありました。


作詞作曲・絵:椎名もた

普通に歳をとるコトすら』という楽曲は、椎名もたさんの最後のツイートとも関連したタイトルとなっています。

歌詞の内容も胸の内の傷みを吐き出しているような歌詞に聴こえます。

同時期に発表された「少女A」

作詞作曲・絵:椎名もた

『言って』のサムネイル画像はこの2つの楽曲を意識したものではないかと思われます。

まとめ

『赤ペンおねがいします』に対するナブナ(n-buna)さんのアンサー(赤ペン)は、自分で何もかも抱え込むのではなく『もっとちゃんと(自分のことばで)言って(話して)』という解釈ができるかもしれません。

今回の考察はYouTubeコメント欄にあった考察に一部新たに補完する形でまとめていきました。

『言って』は椎名もたさんとは全く関係のない楽曲かもしれません。

真偽はすべて不明で、あくまで沢山ある考察のひとつとして考えていただければと思います。

YouTubeのコメント欄の皆様、このような視点からの考察ありがとうございます。

ヨルシカの名前の由来とメンバー紹介!初見の人へおすすめ曲3選!
ヨルシカ『夜行』の舞台はどこ?映画“泣きたい私は猫をかぶる”主題歌『花に亡霊』との意外な繋がりの考察。
ヨルシカ『春泥棒』が大成建設TVCMとタイアップ。ついに新海誠監督とのタッグが実現!

コメント

  1. ゼログ より:

    初コメ失礼します。
    牡丹は散っても花だ、夏は去っても追慕は切だ。
    という歌詞から
    牡丹という花はもたさんの命日の次の日なのです。恐らく牡丹の花が咲く前に散ったつまり次の日まで生きられずに亡くなったけど彼のボカロP(花)である存在は残っている?みたいな感じだと。
    で、「夏」はもたさんが亡くなった季節であり追慕は死者や別れた人を恋しく思う、つまりやっぱり懺悔とか後悔とかそんな感じに受け取れました。

    • aosasa より:

      ゼログさん、コメントありがとうございます。

      私はそこまでの深読みは出来ていませんでした。

      貴重な考察どうもありがとうございます。

タイトルとURLをコピーしました