東京女子医科大学が全学生にPCR検査?!検査に至った経緯とSNSの反応を調べました。

新型コロナ関連
出典:ウィキペディア

東京女子医科大学が授業再開のために、全学生にPCR検査を実施すると発表されました。

生徒や保護者、専門家などからは、復学のためのPCR検査に対して疑問や批判の声が出ているようです。

学校側の主な目的は「陰性確認と陽性者の早期対応」だそうですが、東京はまだ緊急事態宣言の解除がされておらず、6月からの学校再開は早急ではないか、などの声があがっています。

東京女子医科大学は2月末から学生・教諭は自宅待機となっているそうですが、県外の生徒さんは東京へ行くことに感染リスクの不安を感じていたり、一度東京へ出ると風評被害で地元に戻りずらくなる不安を抱える人も少なからずおられる模様です。

今回は、東京女子医科大学のPCR検査実施に至る経緯と、それに対してのネットの反応を調べていきたいと思います。

東京女子医科大学が6月授業再開に向けて全学生にPCR検査を実施

東京女子医科大学(東京都新宿区)が2020年6月から、対面授業の再開に向けて準備を進めていることが5月15日、分かった。事前に全学生約1000人にPCR検査を受けさせ、陰性者のみ登校させる。

(中略)

女子医大は5月11日付で、学生と保護者に「6月登校にむけての準備のご案内」と題した通達を出した。これによれば、新型コロナウイルスの影響によりオンライン授業を導入したものの、感染状況に「回復の兆し」がみえたため、6月に対面授業を再開する準備を進めているという。
そのため、院生を含む医学部、看護学部の全ての学生にPCR検査を実施すると知らせた。
学生約1000人を5月16、17日の2日間に分けて登校させ、大学敷地内の医療施設で「内科の先生方のご協力で行い、患者と接点のない形」で行う。待機場所となる教室には最大40人が揃う。
検査費(1万6000円〜)は父母会に負担を依頼しているが、現状では学生負担に。2週間以内の体調不良や当日37度を超える場合は登校できないとする。

通達を受け、学生たちの間では戸惑いや不安の声が上がっている。

引用:J-CAST ニュース

なぜそこまで授業を早く再開するのか、PCR検査の正確性や学生側の負担であることにも戸惑いの声があがっているようです。

理由は様々のようですが、学生と保護者からは学校へ嘆願書も提出されたようです。

「復職のための陰性証明」に反対してきた現場の医師や厚労省の事を思えば、嘆願書を提出した生徒側の方が学校の対応に比べるとよっぽど医師らしい、との声もありました。

学校側は嘆願書を受けて13日付けで再度連絡

大学側は嘆願書を踏まえ、ふたたび書面を送付した(13日付)。

「6月以降の登校開始を目安に準備を開始しておりますが、今後も本感染症の動向を週単位で確認し、再度、方向転換を行う可能性はあります」「緊急事態宣言がさらに延長になった場合には、6月以降も自宅学修となることが予測されます。そのようになった場合には、次の登校が可能となるタイミングで、検査方法が変わる可能性はありますが、再度検査を行うことも含めて検討を行います」と当初よりトーンダウンし、決定についていくつか補足した。

PCR検査は民間会社に外注し、「一般診療における検査の妨げにはならないことを確認しております」との見解を示す。

感染対策も十分に行い、検査前に待機する教室は「万一陽性者がいても待機中の学生さんが濃厚接触者と判定されないように対応を行います。具体的には窓が開放できる講義室で、マスク、フェイスシールドを着用し、間を空けて着席して頂く配置を決めております」とする。
授業時も「講義室やPC室の机にはパネルやパーテーションを設置し、座り方の工夫やICT(情報通信技術)の利用により、3密を避けたカリキュラムを行う予定としておりますが、さらに感染を回避するためにも、学内では学生の皆さまには基本的にマスクとゴーグルもしくは花粉症用の眼鏡とフェイスシールドの着用をして頂きます」と理解を求めた。

検査日に登校が難しかったり、不安を感じたりする学生には、個別に対応するという。
陽性とわかったら、「症状の有無、症状の程度に応じて、本学で現在行っているCOVID対応の処置を行います。症状がないか、軽度の場合には自宅待機を最低でも2 週間は行って頂きます。症状が持続するか改善しない場合には本学の附属医療施設での治療を開始」し、学年閉鎖なども検討する。

引用:J-CASTニュース

学内では、基本的にマスクとゴーグル、もしくは花粉症用の眼鏡とフェイスシールドの着用とのこと。

校内での予防対策も徹底されている印象です。

PCR検査も学校としては安心材料のひとつとしての提案だったのかもしれませんが、予想以上の反発があったということでしょうか。

学校再開するにあたって、個人でもこのような装備が必要となってくるのか…というのが率直な印象でした。

ゴーグルやフェイスシールドの着脱時や校内で過ごす時間も気をつけなければなりませんね。

東京女子医科大学学生の声

「PCR検査では陰性確認はできないのでは?」

「そもそも今、学生は実家に帰るなどして日本中に散らばっているのに、緊急事態宣言が続く東京にわざわざ集めるリスクを考えているのでしょうか? 」

「精度の問題でそもそも陰性確認にはならないということがありますし、5月半ばに検査しても、その後、感染する可能性だってあります。陰性だったから大丈夫だとはならないはずです」

「地元ではコロナ患者・疑いの人に対し厳しい印象を持つ人が多い。感染者が多い東京に一度でも行ってしまうと、かなり長い間地元に帰れなくなってしまう懸念があり心配である」

「検査キットそのものだけでなく、検査をされる先生方や検査技師の方々の労力や時間など、貴重な医療リソースは本当に必要としていらっしゃる方のために使うべきではないですか。意味や必要がない検査は患者への負荷も考えて行うべきではないと授業で何度も習ってきました」

参考:Buzz Feed  、J-CASTニュース

ツイッターの反応

まとめ

今回は学校側が「なぜPCR検査が必要なのか?」という疑問に、生徒側が納得できる回答が出来ていないことが波紋を呼んでいるようです。

医師や専門家が苦言を呈しているのも、一般の人から見ると学校の対応に疑問を持ってしまいかねません。

特効薬のない感染力の強いウイルスに対して、国内では何をするにしても意見が二つに分かれてしまう印象です。

将来の日本の医療を担う生徒さん達が納得したかたちで学べるよう願うばかりです。

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