コロナ禍の学校の新しい生活様式とは?体育や音楽の授業、部活動や休み時間の過ごし方について調べました。

新型コロナ関連

5月23日、文部省が全国の教育委員会に学校の新しい生活様式を通知したそうです。

地域の感染レベル別に、身体的な距離の取り方、実施できる強化活動、部活動、学校での過ごし方について示されています。

今回は、文部省が通知した学校の新しい生活様式のマニュアルについて調べてみたいと思います。

文部省の「学校の新しい生活様式」

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い休校していた学校の再開にあたり、文部科学省は22日、「学校の新しい生活様式」と題した衛生管理のマニュアルを全国の教育委員会に通知した。地域の感染リスクを3段階に分け、距離の取り方、実施できる教科活動や部活動などの内容を示した。

文科省が感染症対策の専門家らと協議しまとめた。政府の専門家会議が示した都道府県ごとの「特定警戒」、「感染拡大注意」、「感染観察」の区分を参考に、教委が衛生部局と相談した上で、学校がある地域ごとの感染状況を、1~3のレベルに分ける。

児童生徒の身体的距離については、レベル2、3は可能なら2メートル(最低1メートル)、レベル1は1メートルを目安とし、それぞれ座席の配置や集会での間隔を空ける。距離確保のために必要ならば分散登校や時差登校をするよう提案している。
授業は、いずれも近距離での、理科の実験・観察、音楽の合唱・管楽器演奏、調理実習、体育の密集運動、図画工作・美術・工芸の共同制作の表現や鑑賞活動は「対策を講じても感染のリスクが高い」とし、レベル3では「行わない」、レベル2では「リスクの低い活動から徐々に実施を検討する」としている。休み時間中はトイレが混まないように動線を設けたり、私語を慎むよう指導したりするなどの工夫を求めた。

児童生徒や教職員には常にマスク着用を求める一方、熱中症の恐れがある場合や体育の授業では不要とした。呼吸障害があるような医療的ケアを必要とする児童生徒は、主治医の見解を保護者に確認した上で登校の判断をする。登校すべきでないと判断されたり、保護者から感染不安から欠席させたいと申し出があったりした場合は、欠席扱いにはせず、「出席停止・忌引などの日数」として記録することも可能とした。

引用:朝日新聞DIGITAL

地域の感染レベル3段階

学校での過ごし方は、地域の感染レベルによって(レベル1)~(レベル3)の区分に分けられるそうです。

地域の感染レベル・・・【14日に政府専門家会議が提言した都道府県の3段階の警戒レベル】をもとに文科省独自の指標を加えたもの

(◎教育委員会などの学校設置者が自治体の衛生主管部局と相談した上で判断)

(レべル1)生活圏内の状況が「感染観察」都道府県に相当するが(レベル2)以外の地域

(レベル2)「感染拡大注意」都道府県に相当、および「感染観察」都道府県に相当し感染経路が不明な感染者がいたため当面は要注意の地域

(レベル3)「特定警戒」都道府県に相当する地域

【14日に政府専門家会議が提言した都道府県の3段階の警戒レベル

(◎都道府県知事が判断)

緊急事態宣言の対象地域・・・「特定警戒」
緊急事態宣言の解除地域・・・「感染拡大注意」
緊急事態宣言の解除地域(新規感染者数が少ない)・・・「感染観察」

身体的距離

(レベル1)1メートルを目安に学級内で最大限間隔をとる

(レベル2・3)できるだけ2メートル程度間隔をとる(最低1メートル)

感染リスクの高い教科活動

長時間近い距離で向き合うグループ活動

近距離でする実験、観察、調理実習、合唱、リコーダー・鍵盤ハーモニカの演奏、密集する運動

(レベル1)十分な感染対策をして行う。

(レベル2)低リスクの活動から徐々に行う。

(レベル3)行わない。もしくは、個人や少人数で短時間の活動に限定。

部活動

(レベル1)十分な感染対策をして行う。

(レベル2)低リスクの活動から徐々に行う。教員による状況確認を徹底する。

(レベル3)個人や少人数で短時間の活動に限定。

休み時間

(レベル1)会話時は一定程度距離を保って、体が接触する遊びはしない。

(レベル2・3)トイレ休憩は混雑回避のため動線提示。廊下では人が滞留しないよう私語を慎む。

「学校の新しい生活様式」で先生の役割にも変化

“新しい生活様式”の給食始まる 『配膳は先生1人』『会話せず静かに』 児童「不思議な感じ」

新型コロナウイルスの影響で「分散登校」が続く長野県諏訪市の小学校では、きょう19日から給食の提供が始まりました。ただ「新しい生活様式」のため、以前の給食時間とは少し違う雰囲気となりました。
人数を限った分散登校が続く諏訪市の城南小学校。きょうから給食の提供が始まりました。
感染予防のため、配膳を行うのは担任の先生1人だけ。「新しい生活様式」に沿った対応です。そのため給食のメニューも「キムタクご飯」と「さつま汁」のみ。皿の数をできる限り少なくし、具だくさんにしています。
児童:
「いただきます」
いつもならみんなで話しながら楽しい給食の時間ですが、なるべく静かにするよう求められています。また、城南小学校ではこれまでグループごとに机をつなげて食べていましたが、みな同じ方向を向いて食べました。
児童:
「予防としてはいいことだと思うけど、しゃべりたい気持ちもある」
「席が離れてるし不思議な感じがした。さみしい」
6年2組担任・横内健汰先生:
「仕方ない部分はあるので、感染症対策をしながら楽しく食べられる方法を模索していければ」
来月からは諏訪市内すべての小中学校で本格的に学校が再開する予定です。市教育委員会では、それまでに児童・生徒に「新しい生活様式」を慣れてほしいとしています。

引用:長野放送

5月19日から給食がスタートしている長野県の小学校では感染症対策のため、配膳は先生1人が行い、給食メニューは具沢山にして皿の数を減らす、生徒の席は間隔を空けて全員前を向いて静かに食べる、などの対応がされているそうです。

OECD(経済協力開発機構)の実態調査では、日本の小中学校の先生の勤務時間は世界で1位だそうで、新型コロナが流行する前から働きすぎを指摘されていました。

都道府県や学校の方針に差はありますが、「学校の新しい生活様式」の導入によって先生達が対応に追われ、負担が増えるのではないかと心配の声も上がっています。

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まとめ

「学校の新しい生活様式」が取り入れられることによって、少しずつ学校が再開されている自治体が出てきた模様です。

長い休校期間が明けた子供達のケアはもちろんですが、通常の授業に加えて、生徒、新しいマニュアル、感染拡大への警戒の事をつねに考えていかないといけない先生達のケアも必要ではないかと感じます。

家庭でも学校の新しい生活様式について親子で話し合っておくと良いかもしれませんね。

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