東京都内でコロナクラスター発生の演劇集団はどこの劇団?都は非公開も劇団側が感染公表!劇場も調べました。

クラスター感染

7月30日、東京都内の演劇関係者20人以上が集団感染していることが確認されました。

記憶に新しいのが、新宿シアターモリエールで発生した“舞台クラスター”。

このクラスターでは出演者、スタッフのみならず、観客を合わせて約80人の方の感染が確認されました。

観客は全国各地から集まっていたので、全国的なニュースになり、「舞台は危ない」と印象付ける結果となりました。

しかし、クラスター発生の報道の後、杜撰な運営や守られていなかったソーシャルディスタンスが明るみ出て、コロナに神経を尖らせている舞台、劇場関係者からの批判が集まりました。

今回発生した演劇関係者のクラスターは、前述の“舞台クラスター”があったことから、かなり気を使っておられたと思います。

メディア報道では、どこの劇団かについての言及はなく、

 

演劇集団って何?

どこの劇団なの?

 

という声が多数あがっているようです。

これについては、劇団側が公式ブログで経緯を公表していることが分かりました。

今回は、クラスターが発生した劇団、劇場について、感染原因として考えられる飛沫感染について調べていきたいと思います。

東京都内の演劇集団内でコロナクラスター発生

新型コロナウイルスの感染者が過去最多の367人となった東京都内で、演劇関係者20人以上が集団感染していることが分かりました。

東京都によりますと、都内の演劇集団でこれまでに出演者2人の感染が確認されたため、濃厚接触者としてスタッフを含む4、50人の検査を行ったということです。その結果、30日、演劇関係者20人以上の感染が確認されました。10代から50代までの男女だということです。

この舞台は、公演が始まる前で客は入れておらず都内の劇場で稽古を続けていたといいます。都はクラスターが発生したとみて、保健所と詳しい状況を調べています。

劇場でのクラスターを巡っては、新宿で行われた演劇で、客と出演者が多数感染する大規模なクラスターが発生していました。
引用:日テレNEWS24

劇団バルスキッチンが感染経緯を公表

上記ツイートのリンク先は、劇団バルスキッチン公式ブログとなっています。

「商店街グランドリオン」公演延期のお知らせ

7/29(水)から公演予定の「商店街グランドリオン」におきまして、出演者から新型コロナウイルス感染が確認されたことを受けまして、公演を延期することを決定いたしました。

■経緯について
7/25(土)20 時稽古終了、その後の 22 時に一人の出演者(以降A氏)から発熱(38.2℃)があると報告があり、その時点で 7/26(日)の最終稽古を完全オフ。
A氏には 7/26(日)早朝に通院、診断をしたところ、コロナウイルスの症状ではないと診断される。

その後大事をとって団体側から抗原検査、PCR検査を 7/27(月)午前中に手配。

7/26(日)10:00 頃、別の出演者(以降B氏)から微熱(37.4℃)があると報告があり、こちらも緊急で病院に行くように指示。
その後、A氏同様に、抗原検査PCR検査を手配。

抗原検査が7/27(月)の検査後一時間以内での診断、PCR検査が 7/28(火)の午前中に結果が出るとのことで 7/27(月)の劇場仕込みは検査結果を待ちながら先行。

劇場側の協力により時間延長の許可を頂き限りなく感染確率が限りなく少ないスタッフ少人数での舞台仕込み。

7/27(月)14:30 抗原検査の結果、A氏、B氏共に新型コロナウイルス陽性と診断される。
その時点で公演の延期を決定、関係者全員のPCR検査を手配。

7/28(火)09:00 から 12:00 に関係者全員のPCR検査を行う
現在翌日の結果待ち。
検査の結果が出た段階で保健所の判断に従い、必要な対応をして参ります。

※その後、個人の検査結果は団体からの発表はございません
※検査結果は関係者のみに通達
その後の結果を見て陽性の関係者がいた場合、そのご家族など接触がある方の検査を手配。
※感染経路不明のため稽古場のコロナ消毒専門業者の手配を予定

現在、延期の期間、出演者のスケジュール等の確認中。
※出演者が一部異なる場合も延期公演は行う
※延期公演の期間は来年の発表となります(時期未定)
引用:劇団バルスキッチン公式ブログ(一部抜粋)

感染状況がメディアによる報道内容と符合していることから、演劇集団と報道されている劇団は、劇団バルスキッチンだろうと考えられます。

上記ブログ記事にて、チケット返金についての案内も記載されています。

また、他記事では感染対策についても記載されており、コロナにはかなり気を使っておられたことが分かります。

報道のされ方で、感染対策が杜撰だった舞台「人狼」と同列に語られてしまっているのは残念です。

公演延期となった「商店街グランドリオン」は、池袋シアターグリーンBIG TREE THEATERで公演される予定となっていたようです。

稽古中に感染が広がったと考えられていますが、稽古場が池袋シアターグリーンだったについては言及されていませんでした。

劇団バルスキッチン感染状況の時系列まとめ

7月25日(土)・・・出演者A氏が発熱、コロナではないと診断。
7月26日(日)・・・出演者B氏が微熱 稽古中止 PCR検査、抗体検査手配。
7月27日(月)・・・感染対策を行い少人数で舞台仕込み。午後、出演者A氏、B氏の陽性確認。公演延期決定、関係者のPCR検査手配。
7月28日(火)・・・関係者全員(40~50人)のPCR検査を実施。
7月30日(木)・・・20人以上の感染が確認される。

公式ブログは7月28日を最後に止まっている為、報道を参考にしている箇所があります。

ブログ記事を元に時系列をまとめましたが、しっかりとした対応をされているという印象を持ちました。

検査も積極的に行われており、スタッフを守ろうとする姿勢が伺えます。

結果として20人以上の感染者を出すことになりましたが、新宿シアターモリエールで発生した“舞台クラスター”とは性格が異なる様です。

東京都内では、新規感染者が急増していることから、誰もに市中感染の可能性があります。

厚生労働省はマイクロ飛沫感染(空気感染)を新たな感染経路として認識しているようです。

舞台・演劇、その稽古という、近距離で大きな発声を伴う環境は、コロナ禍ではかなり厳しいのかもしれません。

感染者は10代~50代の男女と幅広くなっています。

感染された方々の一日も早い回復を祈ります。

出演予定だった「WEBER」Hayatoも感染

男性4人組ダンスボーカルユニット「WEBER」のHayato(26)が新型コロナウイルスに感染したことが29日、分かった。所属事務所のプランチャイムが発表した。

所属事務所は「7月29日(水)当社所属アーティストであるHayato(WEBER)が新型コロナウイルスに感染していることが確認されましたことをご報告いたします」とHayatoの感染を公表した。

「Hayatoが出演を予定しておりました舞台の出演者から7/27(月)2名の新型コロナウイルス陽性者が確認され、その後7/28(火)に出演者全員PCR検査を受けた所、本日陽性判定が確定いたしました」と経緯を説明し、「Hayatoに関しましても昨夜から発熱があり、現在保健所からの指示を待ちながら自宅療養中です」としている。

中略

Hayatoは29日より開幕予定だった劇団バルスキッチンの舞台「商店街グランドリオン」(池袋・シアターグリーン)に出演予定だったが、同舞台の出演者2人が27日に抗原検査で陽性と診断され、公演延期を発表。28日に関係者全員がPCR検査を受け、結果を待っている状態としていた。
引用:スポニチアネックス

厚生労働省は飛沫感染を新たな感染経路と認識

新型コロナウイルス感染症対策について専門家から意見を聞く厚生労働省のアドバイザリー・ボードが30日、開かれた。換気の悪い密室で空気中に漂う微粒子「マイクロ飛沫」を介した感染について、新たな感染経路として注意を呼び掛けた。飛沫感染や接触感染の感染経路の具体的な事例も示し、改めて「3密」の回避を促した。

マイクロ飛沫感染は、呼気などに含まれ、空気中を漂う飛沫より小さい微粒子を介する感染。通常、くしゃみや会話で飛散するつばなどの飛沫は1~2メートル程度で落下するが、小さな飛沫はマイクロ飛沫となって広い範囲をしばらく漂う

アドバイザリー・ボードは、換気の悪い密室でマイクロ飛沫感染が起きやすいことを指摘した。一方、感染対策がとられている店舗での買い物や食事、十分に換気された電車での通勤・通学で、「マイクロ飛沫感染」が起きる可能性は限定的とした。

これまで、新型コロナの主な感染経路は飛沫感染と接触感染と考えられてきた。世界保健機関(WHO)が9日に新しい指針を公表し、国内の混雑した空間でマイクロ飛沫感染が発生している可能性を認めていた。

アドバイザリー・ボードは、接触感染や飛沫感染の具体的な事例も紹介した。ドアノブやタッチパネルに触った手指や、飲み会でウイルスが付いた食べ物を通じて感染する可能性を指摘。手洗いや手指消毒、マスクの着用を改めて呼び掛けた。
引用:日本経済新聞

クラスター発生が確認されているのは、演劇・舞台の他にも“接待を伴う飲食”、“会食”、“カラオケ”、“学校”、“病院”で比較的多く確認されています。

共通しているのは、いずれも「室内」であること。

「換気の悪い密室」という極端な例は、“夜の街”関連と“カラオケ”が思い浮かびます。

また、学校や病院は「換気が悪い密室」とまでは言えませんが、「寒気が十分でない」ということは場合によってはあると思います。

舞台や演劇は大きな発声を伴っている為、あまり広くない室内で行われる場合は、“夜の街”関連と“カラオケ”並に感染リスクが高いと言えるかもしれません。

「目から感染」という事例もあることから、フェイスシールドが活躍しています。

一般市民でフェイスシールドを着けている人はあまり見ませんが、全感染者の目から感染した割合が分かれば、興味深い結果となりそうです。

新型コロナ感染者が国内で確認されてから約半年が経過しますが、少しずつ感染のホットスポットが見えてきたように思います。

ツイッターの反応

まとめ

演劇、舞台関係者の方々にとっては、非常に難しい状況になっています。

「コロナ禍仕様に変えたら?」と言われても、これまでやってきたものを簡単に変えることは出来ません。

だから、多くの劇団がこれまでのやり方を感染対策を万全にした上でやっています。

しかし、「発声」「狭い空間」が感染リスクを高めていることが分かってきて、「やり方を変えていかないといけないのか」という声も少数ではありますがあがっています。

「発声」これがネックですね。

何か良い方法が見つかれば良いのですが、難しい状況です。

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